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便利な漢字を捨てるべきか?

公開:平成18年3月2日 0:09:05 コメントをどうぞ コメント
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めいじじだいいこう、にっぽんではいちぶでかんじをはいししてカナひょうきやローマじひょうきのみにしようといううごきがあります。

たしかにかんじはむずかしいし、しょうがっこうでおぼえるのはとてもたいへんです。
わたしもかんじテストでまちがえたかんじをかいとうようしのうらになんびゃくとかかされておぼえてきました。

こんなめんどうなことはやめて、ぜんぶローマじにしちゃえよ、といってじっこうにうつしたひとがいます。
ダグラス・マッカーサーげんすいです。

かれはにっぽんをせんりょうしたさい、かんじきょういくにかかるぼうだいなじかんをほかのきょういくにまわせば、もっとこうりつてきにこどもたちをきょういくできるとかんがえました。
アルファベットしかつかわないアメリカじんらしいはっそうです。

しかしえいごとにほんごではおおきくじじょうがことなり、ローマじきょういくはすぐにちゅうしされました。

いま、ひらがなとカタカナだけでこのエントリーをかいていますが、たぶんひじょうによみにくいとおもいます。
かんじとひらがな、カタカナをへいようするにほんごをまなんできたからとうぜんだといわれるかもしれませんが、たとえひらがなとカタカナしかまなばなかったひとがいたとしても、このぶんしょうはよみにくいのです。

たとえばかんじのしようをやめたくにや、しようをへらしているくに。きたちょうせんやかんこくですが、かんじとハングルがへいようされたちょうぶんと、おなじないようでハングルのみがしようされたちょうぶんでは、あきらかにハングルのみのぶんしょうのないようをりかいするのにじかんがかかるというデータもあります。

たぶん、にほんごにおいてもどうようでしょう。

にほんごにはどうおんいぎごがたくさんあります。これらはかんじがちがうので、ぶんしょうにすればあきらかにちがいがわかります。
かいわにしたばあいも、かいわのながれでいみはなんとなくわかります。
それならぶんしょうのながれで、かんじをつかわなくてもいみがわかるのでは? とおもいますが、そうはいきません。

かいわでいみがわかるのは、きいたたんごをあたまのなかでかんじにへんかんしてりかいしているからちがいがわかるのであって、かんじをまなばなければそのちがいがわかりません。
なぜかというと、たくさんのどうおんいぎごがあっても、かんじがちがうことによってちがういみのことばだということがりかいできるからです。かんじをまなばなければ、ひらがなかカタカナのみでいみのちがいをまなばなければならず、それはひじょうにむずかしいことなのです。

たとえば、「気候・機構・紀行・気孔・起工・寄港・奇行」これらはすべて「きこう」ですが、かんじをしらないとして、これらのちがいをひらがなのみでまなぼうとおもうと、たいへんだとおもいませんか?

にほんごは、かんじとひらがなとカタカナをくみあわせることで、せかいいちむずかしいことばだといわれています。そして、せかいいちびみょうなニュアンスもひょうげんできることばでもあります。
かんじをなくしてしまえば、びみょうなニュアンスのことばはやがてきえていってしまうでしょう。

びみょうなニュアンスもひょうげんできるいまのほうほうをとるか、えいごのようにびみょうなニュアンスのひょうげんがむずかしいほうほうをとるか、あなたはどちらがいいとおもいますか?

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