田中芳樹のタイタニアがアニメ化された
1982年に銀河英雄伝説を執筆して人気作家となった田中芳樹の小説のひとつに、タイタニアというものがあります。今からちょうど20年前の1988年から執筆が始まりました。
今から何百年も未来の宇宙を舞台にした作品で、タイタニアという宇宙でもっとも強大な力を持った一族と、それに叛旗を翻した人々との戦いを描いています。
銀河英雄伝説に比べると全く知名度も低い作品だとは思うのですが、私は何気にこれが好きでした。しかし、20年前から始まった作品であるにもかかわらず、未だに小説は完結していません。ずっと続いてるからではなく、3巻まで執筆されて以降、完全放置されているからです。
田中芳樹という作家では、これは特に珍しいことではありません。アルスラーン戦記や創竜伝など、執筆ペースが異様に遅い作品は多々あります。ファンも半ば諦めているのが実情でしょうね。遅くてもいいからせめて完結させてくれれば、というのがささやかな願いです。
そんなタイタニアが、何と驚きのアニメ化です。今年10月からNHK・BS2で放送されています。
完結していないどころかずーっと放置されている作品を何故アニメ化したのか。アニメはどのように完結させるのか。非常に興味深いですね。
何話か見ましたが、概ね原作に沿いつつ原作が数行で済ませてしまっている部分にアニメ独自の脚色を施すなど、色々と工夫しているようです。内容的には中々面白いとは思うのですが、宇宙艦隊の会戦シーンはちょっと見応えがないかなというのが印象。呆気ないというか・・・。
まあ、久々にタイタニアに触れてみて、また暇なときにでも埃をかぶっている原作本を引っ張り出して読んでみようと思っています。
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