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第二次世界大戦中のドイツはすごかった

公開:平成19年11月2日 11:23:58 コメントはありません

先日、名古屋空港でF-2支援戦闘機が墜落するという事故がありました。

アメリカ空軍のF-16をベースに改良を加え、飛躍的に能力を向上させたF-2は、言葉は悪いですが”アメリカにレイプされて生まれた戦闘機”とも言われています。

価格は1機で約120億円と超高価で、高すぎるのが災いして当初予定されていた配備数から大きく削減されています。

現在世界中で配備されている戦闘機や攻撃機は大半がジェット機ですが、ジェット機が運用され始めたのはいつなのかちょっと気になって調べました。

私の認識ではジェット機が開発されたのは朝鮮戦争期だと思っていたのですが、実は第二次世界大戦前には各国がジェット機を開発し始めていたそうです。

世界で初めて実用化されたジェット機は、イギリス空軍の戦闘機グロスター・ミーティアか、ドイツ空軍の戦闘機メッサーシュミットMe262シュヴァルベだそうです。

ミーティアはドイツ軍の巡航ミサイルの祖先とも言えるV1を撃墜するなど、第二次大戦期はささやかな活躍に終わっています。なお、ドイツ軍はV2という本格的な弾道ミサイルも大戦中に開発し、イギリスなどへ向けて発射していました。

一方ドイツ軍のMe262は何度も実戦投入され、連合軍のレシプロ機を圧倒しました。しかし時すでに遅く、圧倒的物量を誇る連合軍への有効な打撃は与えられませんでした。

ちなみにこのMe262や他に開発したジェット機の技術は日本にも提供され、日本海軍は一応終戦前に橘花(きっか)という試作ジェット機を造って1回だけ試験飛行も行っています。2回目の試験飛行で離陸に失敗して機体が損傷し、修理中に終戦を迎えました。

ジェット機を実戦に投入したドイツやイギリスに比べて、アメリカ陸軍もP-80シューティングスターというジェット戦闘機を保有していましたが、実戦に投入することは一度もありませんでした。

このように、ジェット機はすでに第二次世界大戦で各国で利用されたり、開発されたりしていたわけです。日本にもあったというのは驚きです。

ただ、ジェット戦闘機同士による空中戦が初めて行われたのは朝鮮戦争になります。第二次大戦期はあくまでジェット機の黎明期だったというわけですね。

ちなみに、ヘリコプターが実戦に投入されたのはベトナム戦争が最初だと思っていたのですが、何とヘリコプターも大戦中に使用されていたんだそうです。

初めてちゃんと飛べるヘリコプターを開発したのはドイツで、何と日本軍も持っていました。形は今のヘリコプターとはちょっと違いますが・・・。今のヘリコプターの原型とも言えるものを開発したのはアメリカで、これも大戦中に使用していたそうです。

他には、現在アメリカ空軍が運用しているステルス戦略爆撃機であるB-2の原型は、すでに大戦中のドイツ空軍が開発していたそうです。

ホルテンHo229という機体で、今のB-2に非常に似ています。残念ながら完成には至らなかったのですが、完成目前の機体も存在し、これはアメリカ軍に回収されることになりました。

もし完成していれば、単機で高々度を高速飛行し、ニューヨークを爆撃出来る可能性もあったそうです。また、開発段階の試作機でこの機体には若干のステルス性も備わっていることがわかったとか・・・。第二次大戦でステルスです。驚きですね。

アメリカ軍に回収されたHo229は博物館に展示されて冷遇されていましたが、やがて技術が発達し、今のB-2が完成しました。70年近く昔のドイツ軍の技術が、今のアメリカ軍でようやく花開いたわけです・・・。

また、ドイツ軍は大戦中に空対空有線誘導ミサイルの開発も行っていたと言いますし、時代を先取りしまくっていたということがよくわかりました。大戦中のドイツは本当にとんでもない国だったんですね。

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コロラド海軍基地の兵舎がハーケンクロイツに見える

公開:平成19年9月28日 10:34:41 コメントはありません

カリフォルニア州サンディエゴ近郊のコロラド海軍基地にある兵舎が、上空から見るとナチスの”ハーケンクロイツ”に見えることが話題になっているそうです。

これにユダヤ系人権団体が懸念を表明し、早速海軍では屋根に細工して上空からハーケンクロイツに見えないように改修するそうです。

日本に比べてユダヤ系があらゆるところに絡んでいる欧米では、ナチス関連のものに対して異常なまでに拒否反応を示します。この改修工事も大急ぎで進められることでしょう。

ただ、この兵舎を建築するとき、平面図を誰も見なかったのでしょうか? 普通にハーケンクロイツ風だと気づくはずですが・・・。

ところで、Googleマップでアメリカを調べようとすると、右上に”渋滞状況”というのが追加されていました。やがて日本でもサービスが始まるのかな?

大阪も渋滞が多いところなので、実装してくれるとかなり嬉しいです。期待しています。

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2010年度より旧軍階級名が復活か

公開:平成19年6月29日 9:34:57 コメントはありません

自衛隊の人事制度が2010年度から改革されるそうです。具体的には将補(少将に相当)の下に准将(仮名)が新設されるんだとか。

また、階級名も旧軍のもの、例えば大将、中将、少将といったものを復古させることも検討しているようです。

確かに現状の1等海佐だとか3等空尉だとかは言いにくいし、格好も良くないし、どれくらいの地位かわかりにくいです。これを海自大佐、空自少尉と言い換えればしっくりきます。

戦争物の映画でも階級は大佐とか少尉ですし、今の自衛隊の階級名よりは馴染みやすいと思います。

上のリンク先に世界各国の軍と自衛隊の階級が詳しく書かれています。

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韓国海軍がイージス艦を保有

公開:平成19年5月21日 14:53:20 コメントはありません

韓国海軍初のイージス艦となる世宗大王の進水式が5月25日に実施されます。これにより、イージス艦の保有国は5ヶ国となります。

イージス艦の保有国

アメリカ合衆国 合計73隻
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦 22隻
アーレイバーク級ミサイル駆逐艦 51隻
日本国 合計5隻
こんごう型護衛艦 4隻
あたご型護衛艦 1隻(1隻艤装中)
スペイン 合計4隻
アルバロ・デ・バサン級フリゲート 4隻(1隻建造中)
ノルウェー王国 合計1隻
フリチョフ・ナンセン級フリゲート 1隻(5隻建造予定)

アメリカは圧倒的ですが、日本は今のところ保有数は2位です。

イージス艦とは、艦隊の空を守る重要な役割を持った艦艇です。昨今の戦闘、特に海の戦闘で敵に制空権をとられることは致命的であり、防空の重要性は極めて高くなっています。

そのため、イージス艦は対空攻撃力は従来の艦艇に比べて強力です。

例えばアメリカ海軍太平洋艦隊所属の第七艦隊の旗艦及び海上戦闘艦は、

  • 揚陸指揮艦(旗艦)1隻
  • 空母1隻
  • ミサイル巡洋艦(イージス艦)2隻
  • ミサイル駆逐艦(イージス艦)6隻
  • ミサイルフリゲート1隻

という構成になっており、主力の空母と旗艦を護衛する艦艇9隻の内8隻がイージス艦となっており、防空が非常に重視されていることがわかります。

一方アメリカ海軍のように外洋攻撃型ではない海上自衛隊の第一護衛隊群は、

  • しらね型護衛艦(旗艦)1隻
  • むらさめ型護衛艦3隻
  • たかなみ型護衛艦2隻
  • はたかぜ型護衛艦1隻
  • こんごう型護衛艦(イージス艦)1隻

となっており、1隻のイージス艦が一個艦隊を護衛するという形です。

ちなみに海上自衛隊の護衛艦は、駆逐艦相当の戦力です。かつて大日本帝国海軍が多数の空母、戦艦、重巡洋艦、軽巡洋艦などを持っていた面影は全くありませんが、大艦巨砲主義の時代ではなく、海上自衛隊の戦闘能力は世界の海軍の中でも高いと言われています。

海上自衛隊は護衛艦中心の護衛艦隊所属の護衛隊群四個、潜水艦中心の潜水艦隊所属の潜水隊群二個が主力戦闘部隊となり、他に航空集団や掃海隊群などを併せて自衛艦隊を構成しています。

話はだいぶそれましたが、韓国海軍のイージス艦世宗大王は、防空よりも対地・対艦攻撃力に重点を置いているようです。それならばイージス艦でなくても、通常艦を建造した方が良さそうなものですが、韓国はどうしてもイージス艦が良かったようです・・・。

現在艤装中のものも含めると日本はイージス艦を6隻保有しており、韓国も最終的には6隻を保有する予定だそうです。これも、日本を強く意識しているためでしょう。

もっとも、日本と韓国の排他的経済水域の面積は圧倒的に日本が広く、守るべき海域が広大でイージス艦を建造する十分な経済力を持っている日本と違って、守るべき海域が極めて狭く経済力も十分ではない韓国が日本と同数のイージス艦を保有する意味がわかりません。

さらに、海上自衛隊のイージス艦はアメリカ海軍から情報提供を受けており、より正確に敵の艦艇、ミサイル、航空機の位置を把握出来るのに対し、韓国海軍のイージス艦はアメリカ海軍から情報提供を拒否され、能力を十分に発揮することが出来ません。

こうなってくると、ますます韓国がイージス艦を保有する意味がなくなってきます。日本に負けたくないという見栄だけで保有しようとしているのでしょうか?

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日本がF-22を100機購入?

公開:平成19年4月26日 13:39:48 コメントはありません

香港からの情報によると、航空自衛隊の次期主力戦闘機として有力候補となっているF-22を、日本が100機購入することで日米で協議しているとか。

F-22を100機。これが実現すれば、東アジアの軍事バランスは大きく崩れます。

現在航空自衛隊は2種類の制空戦闘機と1種類の戦闘攻撃機を保有しています。前者がF-15とF-4で、後者がF-2です。保有機数は、主力戦闘機のF-15で約200機、前の主力戦闘機のF-4は約90機、F-2は約60機となっています。

1960年代に活躍したかなりの旧式機体であるF-4を退役させ、代わりにF-22を導入するという形になるのでしょうか?

F-15も1970年代の機体なので古いことは確かですが、公式記録では未だに撃墜されたことがないほど強力な戦闘機であり、まだまだ現役で使えます。

F-2は2000年から配備され始めたばかりの新型機で、今後も日本の空と海を守ってくれることでしょう。

F-22はF-15の後継機としてアメリカで開発された最新鋭戦闘機で、レーダーに捕捉されにくいステルス機であり、アフターバーナーを使わずに超音速巡航飛行が可能な高性能機体です。

最大の強みは、敵のレーダーに捕捉されないままミサイルを発射し、敵機に追いつかれない速度で戦線を離脱出来ることにあります。つまり、被撃墜の可能性が低いということです。

現在はアメリカ空軍のみが保有しており、さらにF-22の国外輸出を禁止する法律も存在しています。もっとも、法改正して日本への輸出を可能にしようという動きもあるため、将来航空自衛隊がF-22を保有出来る可能性は低くないようです。

これほどの高性能機体ではありますが、当然生産コストも莫大なものとなっています。

アメリカ空軍では当初750機を保有予定でしたが、費用がかかりすぎることと冷戦の終結による保有意義の低下により、現在は183機のみ保有する予定となっています。

日本への輸出を認めようとする米国内の動きは、需要を少しでも拡大して生産コストを下げようとする意図もあるものと思われます。もっとも、アメリカ空軍でも183機しか保有しないのに、航空自衛隊に100機も保有させるとは思えません。

もしアメリカと日本が戦争になったとしたら、日本が勝てるとは思えませんが、F-22を100機も保有していればアメリカ軍の被害が激増するのは必至。そのようなリスクをアメリカが抱え込むはずがないからです。

それでもある程度航空自衛隊がF-22を保有することは、アメリカも望んでいると思います。前述のように需要拡大に伴うコストの低下と、極東の防衛負担の軽減につながるからです。

そしてF-22は、現在中国空軍が配備を進めているSu-27及びSu-30という制空戦闘機を圧倒する能力があります。

Su-27はF-15と一定の条件下で戦えば高確率でF-15を撃墜出来るだけの能力があることはアメリカの軍関係者も認めているほどの戦闘機です(だからSu-27を圧倒できるF-22の配備を進めるべきだ、という意図もふくまれているとは思われますが)。

航空自衛隊が保有する早期警戒管制機E-767などと連携すればF-15が有利な状況は変わらないようですが、中国空軍の圧倒的な機数を考えるとF-22の保有も必要なのかもしれません。

また、現在中国海軍は航空母艦の建造を行っており、それに配備する艦載機としてSu-33をロシアに発注しています。中国という空の脅威が増大しているのは紛れもない事実なのです。

今回は香港筋の情報ということで信憑性のほどは確かではありませんが、次期主力戦闘機の導入は決定されているので(機種は未定)、今後の動向に注目したいと思います。

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元帥

公開:平成19年4月14日 10:49:05 コメントはありません

元帥という称号があります。一般的には軍で最高の階級であると認識されていますが、大日本帝国陸海軍(初期の帝国陸軍を除く)ではそれは正確ではありませんでした。

元帥の称号が贈られた有名な帝国軍人には東郷平八郎山本五十六などがいますが、いずれも階級は大将です。

上記二人の階級を書くとすれば、元帥海軍大将となります。

唯一階級として元帥の地位にあったのは西郷隆盛であり、彼の階級は陸軍元帥でした。

つまり、西郷隆盛以外の元帥はあくまでも功績のあった大将に贈られる称号であり、階級ではなかったのです。

現在の自衛隊には元帥に相当する称号や階級はありませんが、実は大将に相当する階級もありません。

陸海空自衛隊の最高の階級はそれぞれ陸将海将空将ですが、国際的にはいずれも中将に相当する階級なのです。

ただし、自衛隊のトップにあたる統合幕僚長及び、各自衛隊のトップにあたる陸上幕僚長海上幕僚長航空幕僚長の各役職に就いた将のみ大将に相当する扱いとなります。

なお、帝国陸軍には西郷隆盛を除くと17人、帝国海軍には13人に元帥の称号が贈られました。

ただし、帝国海軍では、山本五十六提督は搭乗機を撃墜されて戦死後、古賀峯一提督は搭乗機が行方不明となって殉職後、それぞれ追贈されています。

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情報を軽視する日本

公開:平成19年3月30日 17:45:30 コメントはありません

戦前からそうですが、日本は情報というものを軽視しすぎているように思います。

太平洋戦争で帝国海軍の行く末を決定的にしたミッドウェー海戦にしても、情報がアメリカ軍に漏れていたために正規空母四隻を失うという大敗を喫したのです。

当初アメリカ軍は、帝国軍が大規模な攻撃を仕掛けてくることは把握していましたが、どこに攻撃してくるかはわかっていませんでした。そこでアメリカ軍では帝国軍の暗号解読に努め、ミッドウェーへの侵攻作戦を突き止めたわけです。

解読方法は結構単純です。

帝国軍ではどのような情報でも暗号文で通信する悪癖(暗号を多様することは解読材料を敵により多く提供することにつながる)があったのですが、これをアメリカ軍は利用しました。

いくつかの攻撃候補の中で、アメリカ軍はミッドウェーの給水設備(?)が故障したという偽の情報を平文で通信しました。帝国軍も当然この情報を受信し、暗号文で本国に情報を送りました。

このときミッドウェーという固有名詞も暗号で送信したため、これが決め手となってアメリカ軍は帝国軍の攻撃目標がミッドウェーであることを突き止めることに成功したわけです。

時代は変わって現代でも、自衛隊で情報漏洩があったというニュースをよく見かけます。こと国防に関する情報だけに、もっと情報管理を徹底してもらいたいものです。

もし意図的に自衛官などが情報を持ち出して外国に売りさばいていたとすれば、これは下手をすれば外国軍の侵攻を招く恐れがあり、情報を漏らした自衛官などは外患誘致罪(いわゆる”国家反逆罪”。刑罰は死刑のみ)で処罰してもらいたいほどです。

日本はスパイ天国とも言われていますが、警察が対処出来ないのならば、日本独自の情報機関を持ってもいいと思います。例えばイージス艦を2隻建造する金銭をこの情報機関創設に回す方が、国防上はよほど有益だと思います。

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軍歌

公開:平成19年3月17日 15:13:31 コメントはありません

どの国でも軍歌と言えば兵や国民の士気を高める目的で勇ましい雰囲気のものが多いと思います。

フランス国歌であるLa Marseillaiseが元々軍歌であることは有名ですが、これもフランス革命戦争でフランスがオーストリアに宣戦布告した際に軍人が作った曲です。

日本で有名な軍歌は軍艦行進曲を筆頭に”月月火水木金金”や”出征兵士を送る歌”、”敵は幾万”などがあります。これらはまさに士気高揚に効果的だっただろう軍歌ではありますが、一風変わった軍歌も昔はありました。

雪の進軍というのがそれで、軍歌のくせに厭戦的な雰囲気がにじみ出ています。

  1. 雪の進軍氷を踏んで
    どれが河やら道さえ知れず
    馬は斃(たお)れる捨ててもおけず
    ここは何処(いずく)ぞ皆敵の国
    ままよ大胆一服やれば
    頼み少なや煙草が二本
  2. 焼かぬ乾魚(ひもの)に半煮え飯に
    なまじ生命のあるそのうちは
    こらえ切れない寒さの焚火
    煙いはずだよ生木が燻る
    渋い顔して功名噺(ばなし)
    「すい」というのは梅干一つ
  3. 着の身着のまま気楽な臥所(ふしど・寝床)
    背嚢(はいのう・布や革で出来た背負うタイプの鞄)枕に外套かぶりゃ
    背(せな)の温みで雪解けかかる
    夜具の黍殻(きびがら)しっぽり濡れて
    結びかねたる露営の夢を
    月は冷たく顔覗き込む
  4. 命捧げて出てきた身ゆえ
    死ぬる覚悟で吶喊(とっかん・鬨の声を上げて突撃すること)すれど
    武運拙(つたな)く討死にせねば
    義理にからめた恤兵真綿(じゅっぺいまわた・戦地に差し入れられた防寒具)
    そろりそろりと頚(くび)締めかかる
    どうせ生かして還さぬ積り

雪の進軍が作られたのは日清戦争があった明治28年。この頃はまだまだ軍も寛容だったんですね。

しかし日中戦争の時代になると、こんな歌詞じゃダメだと軍が最後のどうせ生かして還さぬ積りの部分をどうせ生きては還らぬ積りに変えさせました。

さらに対米開戦すると、歌うこと自体を禁止しました。

一方、これよりも4年前の明治24年に作られた敵は幾万は歌詞が今の時代からするとかなり過激で、大東亜戦争時の大本営陸海軍部発表時の曲として終戦まで使われ続けました。ちなみに海軍部発表時は”軍艦行進曲”、陸軍部発表時は”抜刀隊の歌”でした。

  1. 敵は幾万ありとても すべて烏合の勢(せい)なるぞ
    烏合の勢にあらずとも 味方に正しき道理あり
    邪はそれ正に勝ちがたく 直は曲にぞ勝栗の
    堅き心の一徹は 石に矢の立つためしあり
    石に立つ矢のためしあり などて恐るる事やある
    などてたゆとう事やある
  2. 風に閃く連隊旗 記紋(しるし)は昇る朝日子よ
    旗は飛びくる弾丸に 破るることこそ誉れなれ
    身は日の本の兵(つわもの)よ 旗にな愧(は)じそ進めよや
    斃(たお)るるまでも進めよや 裂かるるまでも進めよや
    旗にな愧(は)じそ耻(は)じなせそ などて恐るる事やある
    などてたゆとう事やある
  3. 破れて逃ぐるは国の耻(はじ) 進みて死ぬるは身の誉れ
    瓦となりて残るより 玉となりつつ砕けよや
    畳の上にて死ぬことは 武士の為すべき道ならず
    骸(むくろ)を馬蹄にかけられつ 身を野晒(のざらし)になしてこそ
    世に武士(もののふ)の義といわめ などて恐るる事やある
    などてたゆとう事やある

特に3番は戦場で死ねと歌われており、雪の進軍と比べるととても同じ時代の軍歌とは思えません。

今では軍歌は街宣右翼が大音量で流すくらいでしかなかなか耳にしませんが、結構いい曲もあると思います。思想的に、ではなくて曲調などで、ですよ。

しかし街宣右翼のせいで「軍歌=極右」というイメージが出来上がってしまい、大変残念なことだと思います。

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ヘンリー王子が戦地へ

公開:平成19年2月22日 17:39:15 コメントはありません

イギリスのチャールズ皇太子の次男であるヘンリー王子がイラクに兵士として派遣されるようです。

ヘンリー王子は現在イギリス陸軍のブルーズ・アンド・ロイヤルズ連隊に所属しており、約10人からなる機甲偵察部隊を指揮しているんだとか。

期間は6ヶ月を予定しており、これが実現すればイギリス王室の一員が戦場に派遣されるのは、1982年にフォークランド紛争でチャールズ皇太子の弟であるヨーク公アンドルーがイギリス海軍のヘリコプター・パイロットとして従軍して以来25年ぶりだそうです。

日本の皇室の一員が戦場に派遣されるなど今では到底あり得ない話ですが、かつては皇族や臣籍降下した元皇族が帝国陸海軍の軍人として戦場に立っていました。

皇族としては、北白川宮能久親王が明治28年に陸軍大将として台湾出征中に戦病死。元皇族としては、昭和18年に伏見博英伯爵(伏見宮博英王)が海軍少尉として従軍中に乗機を撃墜されて戦死、昭和19年に音羽正彦侯爵(朝香宮正彦王)が海軍大尉として従軍中に玉砕で戦死。

他には、旧朝鮮王室出身で皇族に準じる身分である王公族の李?公(陸軍中佐)が昭和20年の広島の原爆で戦死しています。

まあ、大昔は天皇自ら兵を率いたこともあるし、ヨーロッパでは国王や王族が出征するのは自然なことだったので、特に驚くようなことではないのですが。

それでもヘンリー王子が万が一にでもイラクで戦死したとなればイギリス政府やイギリス軍が受けるダメージは非常に大きいはずで、ヘンリー王子の部隊を警護する部隊なども出てきて二度手間でしょうね。

恐らく政府も軍もヘンリー王子には本国にとどまってもらいたいところでしょうが、本人が戦地への配属を熱望しているようですし、やむを得なかったんでしょうか。

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統合軍

公開:平成19年2月8日 10:48:23 コメントはありません

日本の自衛隊は、陸、海、空がそれぞれ別組織として存在し、戦時にこれらを統括して柔軟な作戦を展開することは難しい状況です。

昔も帝国陸軍と帝国海軍はそれぞれ独自の考えをもっており、海軍はアメリカを、陸軍はソ連を仮想敵と考えていました。

日本に限らず、このように陸、海、空軍がそれぞれバラバラな軍隊として存在する国は多く、戦時にはとても効率的に戦闘を遂行出来るとは思えません。

ところがアメリカでは、陸、海、空軍を統合してひとつの軍隊として運用しています。世界を6つの地域に分け、それぞれを統合軍が担当するのです。

これによって陸、海、空の指揮系統を一本化出来、効率的な戦力運用が出来るわけです。

6つの統合軍は、

  1. 北方軍:北米大陸担当。
  2. 南方軍:南米大陸担当。
  3. 太平洋軍:東・東南・南アジアおよびオセアニア担当。
  4. 欧州軍:ヨーロッパ担当。
  5. 中央軍:西アジアおよびアフリカ大陸北東部担当。
  6. アフリカ軍:北東部を除くアフリカ大陸担当。

となっています。

今もっとも活発に活動しているのが中央軍です。アフガニスタンやイラクといった戦地を抱えており、新たにイランと戦争が始まってもおかしくない状態です。

世界の警察を自称し、世界中の紛争等に介入するアメリカ軍と違って日本の自衛隊は日本本国を防衛すればよく、このようにいくつもの統合軍を編成する必要はありません。

しかし陸上、海上、航空自衛隊を統合運用出来る指揮系統はしっかりと整えておいた方が良いのは間違いなく、そういう考えから昨年統合幕僚監部が新設されました。

これまでも統合幕僚会議というものはあったのですが、より統合運用を強化する目的のようです。

もっとも、知り合いの幹部自衛官(士官)である三等海佐(少佐に相当)曰く、「海上自衛隊は帝国海軍の流れをくんでいて誇り高く、帝国陸軍から切り離された陸上自衛隊や戦後誕生して歴史の浅い航空自衛隊などとは違う」そうで、現場レベルでは各自衛隊の仲はあまりよくないようです。

お互い協力して国を守っていただけると嬉しいものですが・・・。

2007.2.8 17:20追記

敗戦後、帝国軍は連合軍によって完全に武装解除させられました。

しかし1950年に朝鮮戦争が勃発し、日本の防衛まで手が回らなくなってきた連合軍は、同年日本に再軍備を指示しました。それで編成されたのが後に陸上自衛隊となる警察予備隊です。

警察予備隊の編成に当たっては、帝国陸軍で士官以上だった人は一切入隊を許されませんでした(後に一部例外あり)。

そのため、当初はアメリカ軍から組織の運営のノウハウなどを指導され、アメリカ陸軍式の組織となっていきました。

一方、1952年に編成された後に海上自衛隊となる海上警備隊は、その編成を帝国海軍出身者が主導して進めるなど警察予備隊とは違った形で始まります。そのため、現在でも帝国海軍時代の伝統が引き継がれています。

航空自衛隊に至っては、帝国軍に空軍が存在しなかったため、戦後になってからアメリカ空軍の指導の元に帝国陸海軍の航空隊から人材を集められて新設された組織です。

このように、帝国軍の流れをくむ組織は海上自衛隊しかなく、必然的に海上自衛隊員は「俺たちこそが歴史と伝統ある組織の一員なんだ」という自負があるのだと思われます。それに、帝国陸軍に比べて帝国海軍は強かったというイメージもありますしね。

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太平洋戦争開戦の日

公開:平成18年12月8日 13:48:38 コメントはありません

今日は、65年前の1941年に太平洋戦争(大東亜戦争)が開戦された日です。

南雲忠一海軍中将を司令長官とする第一航空艦隊(第一航空戦隊、第二航空戦隊、第五航空戦隊等から成る空母機動部隊)が、アメリカ海軍太平洋艦隊の拠点であったハワイ・オアフ島に奇襲攻撃を敢行した日です。

また、ハワイにだけ注目されがちですが、この日はタイなどマレー半島方面と香港への侵攻も開始され、フィリピンでも航空戦が開始されています。

これ以降、日本軍の破竹の進撃が始まり、わずか半年で東南アジア全域をほぼ占領するに至ります。

1942年6月5日から7日にかけて行われたミッドウェー海戦で帝国海軍は正規空母4隻を失う大敗を喫して以降は徐々にアメリカ軍の攻勢が強まり、日本軍の勢いは完全に失われました。それでも1945年8月10日に日本がポツダム宣言を受諾するまでに3年かかっており、日本軍が開戦半年でいかに巨大な戦果をあげていたかがうかがえます。

太平洋戦争では日米ともに多くの死者を量産し、悲惨な総力戦となってしまいました。このような戦争が二度とないよう、祈りたいと思います。

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防衛庁が防衛省に昇格する見通し

公開:平成18年12月1日 11:53:41 コメントはありません

来年1月にも防衛庁が防衛省に昇格する見通しとなっています。

また、憲法改正に必要な”国民投票法案”でも自民党と民主党が歩み寄っており、順調に進めば法案が可決され、憲法改正の是非を問う国民投票が実施されることになるでしょう。

憲法9条が改正されると、日本は正式に軍隊を保持することとなる可能性が極めて高いです。つまりこれは、日本がようやく安全保障上の「まともな国」になることを意味しています。

中国や韓国、国内の反日団体が声高に「日本の軍国主義化だ」と主張していますが、世界レベルで見れば日本は国力に見合った軍事力を保持し、それを国際貢献に生かすべきだという意見が主流です。

日本人はどうも中国や韓国の意向を踏まえて、世界的に日本の軍隊保持は非難されると勘違いしがちですが、現実は正反対です。

第二次世界大戦で日本と同じ敗戦国であるドイツ(西ドイツ)は1955年に再軍備しました。東ドイツがすでに再軍備していたのと、冷戦期でいつ第三次世界大戦が起こってもおかしくないという状況は日本と事情が異なりますが。

当初ドイツ連邦軍の活動範囲も日本の自衛隊と同様に防衛のみとされていましたが、1990年代にPKOでカンボジアに派兵して以降は日本よりもはるかに積極的に国外派兵を行っており、アフガニスタンなど世界各地に約9000人の兵力を展開しています。

また、今後はさらに積極的に国際貢献のための国外派兵を行う予定だそうで、かつてドイツと総力戦を行ったイギリスでもドイツのこの流れには好意的な視線を送っているようです。

イギリスなどと違って、中国や韓国は日本を一方的な悪者に仕立て上げることで国民の政治への不満をそらすことを意図的に行っているため(そうしないと政権が転覆しかねない)、残念ながら欧州のような状況にはなり得ないでしょうが。

しかしそろそろ、日本はカネだけではなく、見える形での国際貢献をしっかり行わないと、日本に期待する中国と朝鮮以外の全てのアジア諸国の失望を買いかねません。最近は中国が積極的な外交努力、軍事協力などでアジアの盟主の地位を確立しつつあり、このままでは日本は忘れ去られてしまうでしょう・・・。

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日本の核武装は是か非か

公開:平成18年10月24日 10:24:16 コメントはありません

最近、日本も核武装すべきではないかという議論が持ち上がっています。

タカ派かハト派かと言われれば、どちらかと言うと私はタカ派ではありますが、核武装はいけない。少なくとも現時点での日本の核武装は、利よりも害の方が大きいと思います。

まず何と言っても、中国との関係がさらに悪化すること。南北朝鮮との関係が悪化するのは別に問題ないと思いますが、中国を無視出来るほど日本にとって中国は小さくありません。

次に、日本が核武装すれば、韓国も100%核武装すること。北朝鮮より日本に近く、さらにいつ日本に攻め込んで来るかも知れない危険な国に、むざむざ核武装させる口実を与える必要はありません。

そして、韓国が核武装すれば、台湾も核武装しかねないこと。日本と韓国の仲が悪いのは当然として、台湾と韓国の仲も悪いのです。そして台湾の核武装が意味するところは、中国の強烈な反発があるということです。下手をすれば中国軍が台湾を空爆しかねません。

そして、日本の核武装は、アメリカの核の傘下からの離脱を意味します。すなわち、日米同盟の空洞化です。アメリカは現在イラクとアフガニスタンに大兵力を展開しており、さらにイランへの武力行使も視野に入れています。したがって朝鮮半島に割く兵力も金銭もありません。日本が単独で万全の国防体制を整えることを本心では願っており、本音では日本の核武装に大賛成でしょう。

日本が核武装し、単独での国防体制を整えたら、アメリカは日本を守る負担がなくなるので大幅な駐留米軍の削減に踏み切るでしょう。そうなって一番困るのは日本です。

日本は外交が下手です。大日本帝国が独自の外交を展開して大失敗したことへの恐怖が未だ脳裏に焼き付いており、自分で外交をするのが怖いのです。そこで、世界一強いアメリカに従属することでささやかな国益を追求してきました。

しかし日米同盟が崩れれば、日本は外交を自分で考え、自分で実行していかなければなりません。小泉政権が対米従属を維持しつつ独自の外交も展開し始めて以降、日本は少しずつ自分の足で歩き始めてはいますが、まだまだ中国などに比べるとはるかに未熟です。

本気で核武装するならば、日本は日米同盟なしで外交でも軍事でも自分で国を守れるだけの力をつける必要があります。それ無しに、単に北朝鮮が核武装したからという安易な理由だけで核武装すれば、日本は自滅することになるでしょう。

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航空自衛隊のWebサイト

公開:平成18年10月9日 10:09:44 コメントはありません

航空自衛隊のWebサイトが随分綺麗になっていました。ソースを覗いてみると、見事にtableが全廃されています。作成はHomepage Builder 8で行ったようです。

デザインにはCSSが使われており、ようやく自衛隊にも”Web標準”というものが浸透し始めたのかな、という印象。

主要装備一覧なども非常に見やすくて、戦闘機等の航空機についてもわかりやすく解説されています。

ここまでちゃんと作ってあるWebサイトは、日本の省庁や自衛隊では珍しいと思います。海上自衛隊陸上自衛隊も見習って欲しいですね。

最近は多少マシですが、昔は”ない方がいい”というものばかりでした・・・。

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イスラエル軍、国連施設を猛攻

公開:平成18年7月28日 15:05:15 コメントはありません

イスラエル軍が国連の施設10ヶ所に対して146回の空爆、砲撃を加えました。
その内1ヶ所では中国兵ら4人が死亡するという事態に。

明らかに国連の施設だとわかる外観で、再三にわたって国連側からイスラエル軍に攻撃中止を要請していたにもかかわらず、146回も誤爆をするとは到底考えられません。理由こそわかりませんが、イスラエル軍はアナン事務総長の言うとおり、故意に攻撃したとしか思えません。

どんなにイスラエル軍が無茶をやっても、国連安保理で非難決議や制裁決議が採択されることは100%あり得ません。
イスラエルにはアメリカという絶対的な後ろ盾があり、アメリカはイスラエルに不利なことを絶対しないからです。

アメリカの中枢部は、親イスラエルで完璧に塗り固められています。
少しでもイスラエルに不利となるような情報をマスコミが報道したり、政府高官が言葉にしようものなら、ユダヤ系の団体が一斉に攻撃してくるのです。

アメリカという国はユダヤ人に牛耳られているとすら言われるほど、ユダヤ人があらゆるところに深く浸透しています。

一昔前の日本における在日朝鮮人による組織的な情報操作などとよく似ていますが、それ以上にひどいかも知れません。

したがって、イスラエル軍が、例えば昔アメリカ軍が日本にやったような無差別爆撃をレバノンに対して行い、一般市民の犠牲者が大量に出たとしても、絶対にアメリカはイスラエルを非難しないでしょう。

どんなに国際世論がイスラエルに厳しくなっても、国連安保理でイスラエルに対して不利な決議が採択されることはないのです。

国連の、これが限界というわけです。

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騎兵

公開:平成18年7月25日 11:40:32 コメントはありません

欧州の騎士団やモンゴル、中国の騎馬隊の突撃は昔の戦闘シーンを再現した映画などに見られますが、騎兵は昔は強力な攻撃力を発揮する戦力でした。

例えば自分が歩兵だったと想定し、前方から何万もの騎兵が土煙を上げ、地響きを鳴らしながら整然と突撃してくる様子を想像すると、とてもまともに戦おうとは思えません。

騎兵の主な役割は敵陣をかき回して混乱させること。
極端に言えば敵兵を殺す必要はなく、思い切りかき回すだけで敵軍を壊走させることが出来ます。後は歩兵が逃げる敵兵を後ろから攻撃すれば楽に勝利を手に出来ます。

無論これは極端な例であって、実際は敵にも騎兵が存在し、なかなかうまくはいかないでしょうが。

逆に言えば、止まっている騎兵など良い標的です。行動が極端に制限され、しかも目立つので集中的に狙われて討ち取られるのがオチでしょう。
特に欧州の重騎士など馬がなければ動くことすら極めて困難なほど重い甲冑を身にまとっているため、落馬させられたら確実に命を落としていたでしょう。

では、日本の事情はどうだったでしょう。

近年では、日本にいわゆる騎馬隊を主力として運用するという例は極めて少なかったという見方が一般的だそうです。
陽動部隊として補助的に運用されることはあっても、全軍こぞって集団的に騎兵を組織する、ということはほぼなかったとか。有名な武田の騎馬隊ですら主力ではなかったそうです。

思うに、日本には騎兵が十全に戦闘力を発揮出来るだけの広大な平原などが欧州や中国に比べると少なく、必然的に歩兵中心の戦い方になっていったのではないかと。

そんな騎兵ですが、やがて銃や大砲が発明されると、徐々に戦場から姿を消していきました。
言うまでもなく、銃の絶好の標的となるからです。

それでも騎兵の機動力は捨てがたく、銃で武装した銃騎兵なども登場し、一応戦場に一定の影響力を持っていました。

騎兵が戦場から姿を消す最大の切っ掛けとなったのは、第一次世界大戦でした。
大戦初期は騎兵突撃も行われていたのですが、やがて機関銃の組織的運用、戦車や航空機の登場によって、騎兵突撃は人的資源の浪費でしかなくなり、大戦末期にはほぼ完全に姿を消していました。

騎兵が活躍した最後の戦闘は意外に最近で、昭和20年3月22日から行われた大日本帝国陸軍による老河口作戦です。
中華民国の老河口飛行場及び市街地の制圧を目指した作戦です。

飛行場の占拠には北支那方面第12軍騎兵第4旅団(帝国陸軍唯一の騎兵部隊)が活躍し、飛行場を占領。
そのまま市街地へ進軍したのですが阻まれ、戦車部隊等の増援を得て4月8日に老河口を占領。騎兵最後の活躍となりました。

私は馬に乗ったことが3回だけあります。
小さい頃に北海道へ旅行したときに2回。これは係員が手綱を持って牧場内のコースを一周するだけというものでした。
しかしニュージーランドへ旅行したときは、最初に簡単な手綱裁きを少しだけ教えられ、「さあ、乗って」です。牧場とかじゃなく、普通に森の中を観光客十数人がそれぞれ一頭ずつ馬にまたがり、先頭の係員について行くというものでした。あれは「馬に乗ってる!」感がしみじみと感じられてとても良かったです。

馬に乗るって、何かロマンがありますよね。
また乗りたいものです。

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