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北朝鮮制裁決議は無理か

北朝鮮に対する制裁決議を国連安保理で行いたい日本ですが、日本を取り巻く状況は悪化する一方です。

中国が拒否権の発動をチラつかせたこと、欧米にとっては北朝鮮よりもイランの問題の方がなお重要であること、イスラエルがレバノンに侵攻したこと。

どうも日本に勝ち目はなさそうです。
強硬路線をとり続ける日本に対し、アメリカは中国に北朝鮮をなだめさせようという路線ですし、イギリスやフランスも形としては日本を支持しつつも「別に非難決議でもいいじゃないか」と今にも言い出しかねませんし、中国とロシアは真っ向から日本に反対しています。

あるblogでは、「中国が拒否権を発動することによって世界が中国陣営とアメリカ陣営に分かれ、冷戦さながらの政情になる」と主張していましたが、100%そんなことにはなりません。

アメリカは中国と真っ向から敵対する意志が全くないからです。
中国の影響力が増大する昨今、極東方面のアメリカにとっての最重要国を日本から中国にシフトしようという考えがアメリカに根強くあります。

日本はどちらかというと国力の割りには国際的な影響力が強くありませんし、ほとんどアメリカの言いなりであって、重要なパートナーではないのです。
一方で中国は巧みな外交術によって国際的な影響力が高く、アメリカとしては中国をパートナーにする方が得策なのです。

また、北朝鮮問題よりもイラン問題が重要なイギリスやフランスにとって、北朝鮮のことでロシアや中国とあまり争いたくないのが本音です。

これらを考慮すると、強硬路線をとるのは日本だけ、という状況にだってなり得るのです。そうなれば日本は悲惨です。
今でさえ中国や南北朝鮮とは対立しているのに、いざ6ヶ国協議が再開されたとすると日本だけ除け者にされ、アメリカ、中国、ロシアの主導で話が進められてしまうでしょう。

さらに、あろうことか小泉首相がイスラエルを訪問中に、イスラエルがレバノンに侵攻するという事態が中東で発生しました。
日本のメディアではほとんど報道すらされていなくて驚いたのですが、下手をすれば第5次だか第7次だかの中東戦争が勃発してもおかしくありません。

現在はイスラエル軍が陸海空からレバノン南部に侵入し、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラと交戦中です。
レバノンにイスラエルと正面からぶつかれるだけの軍事力などないので、少し前までレバノンを支配していたシリアが再び介入してくる可能性もゼロではありません。

もしシリア軍がしゃしゃり出てきてもイスラエル軍は必ず勝利するでしょう。
現在はガザとレバノン南部の二正面作戦を強いられておりますが、イスラエル軍にとって四面楚歌なのは60年ほど続いている状態であって、二正面作戦などお手の物。第一、ガザでは敵は正規軍ではないのですから。

このような状況にあって、特に欧米は北朝鮮どころではないのです。

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