Cox Cafe

XperiaやMVNOの情報など

格安SIMを使いませんか?

IIJmio使う人は紹介コード「694 8329 6496 4226」を使うか、 こちらから是非どうぞ。
2ヶ月間高速データ量が10%増量されます。

方言の習得難易度

2010/07/10

地方の人間が上京する際、東京方言(標準語ではなく、東京で一般的な会話に使用される言葉)を話せるように練習する人は多いと思います。

京阪神の人間は他地方に比べてそういう人は多くはないと思いますが、藤原紀香などのように東京方言もきちんと話せる関西人ももちろんいます。私もその一人。

「上京したものの、地元の方言が抜けずに苦労する若者」などを時々テレビで見かけますが、北関東や東北地方の出身者が多いように思います。

私も昔は漠然と「東京方言は難しいのか」と思っていたのですが、静岡の大学への進学が決まったとき、面白そうだから東京方言も話せるようになってみようと思い立ちました。

恐らく北関東や東北の人は東京で地元の方言を話すのは恥ずかしいと思って矯正するパターンが多いと思いますが、私は単に面白そうだったからです。別に大阪弁をどこで話そうが恥ずかしいとは思いませんし。

で、静岡に行く前に練習したのですが、三日くらいでほぼ完璧に話せるようになりました。もちろん東京人が普段どういう話し方をするのかは知らなかったので、例えば「知らねぇよ」と言うべきところを「知らないよ」だったりはしましたが。

それでも、静岡に行って実践してみると、誰も私が大阪人だとは気づきませんでした。そして横浜人に囲まれて生活し、細かい点を修正しつつ、東京方言ではなく横浜弁の話者になっていきました。

テレビではあれほど矯正に苦労していたのに、実際やってみると全然難しくなかったので拍子抜けしたことを覚えています。

どうしてこういう差が生まれたのでしょうか? 理由は、方言にありました。

私が普段使用する大阪弁は大昔から存在する京阪式アクセントに属する発音です。京阪式アクセントは歴史が古いために音の変化の種類が豊富で、同音異義語を微妙な発音で使い分けることが可能です。

ところが、東京方言や横浜弁が属する東京式アクセントは比較的歴史が浅いそうで、京阪式に比べると音の変化の種類が少なく、同音異義語の発音にやや難点があるんだとか。

そして、アクセントが豊富な京阪式話者がアクセントの少ない東京式を習得するのは比較的容易なんだそうです。

逆に、北関東や東北、九州などに見られる崩壊アクセントは、例えばつぶやきシロー(古くてごめん・・・)のような感じでアクセントが極端に少なく、崩壊アクセント話者にとっては東京式ですら習得が困難になるのだそうです。

大阪では「大阪人は東京弁を習得出来るが、東京人は大阪弁を習得出来ない」と言われますが、このような理由で東京式話者にとって京阪式は難しい言葉のようです。

確かに、本籍が大阪市で祖父母も大阪市に住んでいるという横浜生まれの横浜育ちである友人が自信満々に大阪弁を話せると豪語していましたが、実際に聴いてみると言い回しこそ大阪弁だけど発音は東京式そのもの、という有様でした。

日本語って方言によって発音が全く違うので面白いですね。今のところ大阪弁と横浜弁を習得していますが、他にも色々話せるようになってみたいものです。

ad

-コラム