何度かJavascriptの実行速度を計測していますが、今回は以下を比較してみました。また、SafariとInternet Explorerについては、参考として以前このブログで計測した数値を流用しています。
- Firefox 2.0.0.13
- Firefox 3.0pre[2008040606]
- Firefox 3.0pre[2008040511](綾川ビルド)
- Firefox 4.0a1pre[2008040602]
- Opera 9.5β2
- Safari 3.1 for Windows
- Internet Explorer 7.0
現在正式版として一般的に配布されている2.0系、β版などが配布されて正式版まであと一息の3.0系とその独自ビルド、そしてα版すらまだ出ていない4.0系。
計測前の本命はやはり綾川ビルドで、恐らく圧倒的な速さだと思われます。逆にFirefoxでは2.0.0.13は圧倒的な遅さだと思われます。3.0preと4.0a1preは正直どっちか全くわかりません。(←この文章を書いている時点ではまだ計測していません)
では、計測開始。ちなみに計測には、いつも通りSunSpider JavaScript Benchmarkを利用しました。
結果は、
- Firefox 3.0pre[2008040511](綾川ビルド):4276.8ms
- Firefox 3.0pre[2008040606]:4634.4ms
- Firefox 4.0a1pre[2008040602]:4976.8ms
- Safari 3.1 for Windows:6889.6ms
- Opera 9.5β2:8965.6ms
- Firefox 2.0.0.13:23325.2ms
- Internet Explorer 7.0:47312.0ms
と言うわけで、私が想像したほど綾川ビルドが圧倒的というわけではありませんでした。まあ、2.0.0.13がFirefoxでは圧倒的に遅いのは想像通りでしたが・・・。
今現在Firefox 2.0系を利用している人は、3.0系が出たときはその速さに驚かされるかも知れません。かなりキビキビとWebサイトが表示されるので気持ちいいです。
4.0系はまだα版以前ということでほとんど意味はありませんが、今後に期待したいと思います。