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無線LANルーターのアンテナ反射板を自作して電波強度アップ大作戦
2014/08/31
うちのマンションは何故か無線LANの感度が悪く、玄関側の私の部屋に置かれたルーターと一番奥のリビングに置かれた妻のPCの間に少し距離があり、時々無線が途切れるという現象が発生していました。
ルーターは3年か4年前に買ったCOREGAの無指向性のものをそのまま使っています。
ルーターがうちの端っこにあるので指向性のアンテナを買ってもいいのですが、色々と調べているうちに既製品を買う前に試してみたいことが出来ました。手製の反射板で無理矢理指向性にしてしまおうというものです。
ここではFON用となっていますが、FONでなくても構いません。
ちなみにFONとは、FONから無線ルーターを購入すると全国の他のFONルーターを設置している場所でも無線LANを無料で使えるようになるというサービスです。その代わり、自分が購入したFONルーターも他のFONユーザーに開放されるという仕組み。
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- 用意するもの
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- はさみ
- カッターナイフ
- 両面テープ、のり、ホッチキス等のいずれか
- 反射板の設計図(PDFをダウンロード)
- 反射板の設計図を印刷するA4サイズの紙(出来れば厚紙で)
- 家庭用アルミホイル
- 手順
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- 反射板の設計図をA4サイズの紙に印刷する。
- 印刷された黒い線に沿って台紙を2枚切り取る。
- 長方形型の台紙に合わせて家庭用アルミホイルを切り、両面テープやのり等で貼り付ける。
- 長方形型の台紙に印刷されている6本の線にカッターナイフを入れ、アルミホイルごと切る。
- 変な形の台紙に印刷されている2つの○をカッターナイフで切る。○じゃなくて+のように切ってもいいです。ここにルーターのアンテナを通せればいいので。
- 変な形の台紙を丸めつつ、6つの突起部を長方形型の台紙の6つの穴に差し込む。
- ルーターのアンテナに差し込んで完成。
完成図は下の画像のようになります。
えと、色々と言いたいことはあるでしょうが、正直言ってダサイです。まさに自作といった感じ。しかし問題は見た目よりも効果です。
早速無線LANの電波強度をチェックしてみます。使うのはWiFi SiStrというフリーソフト。ダウンロードから初期設定までは英語ですが、日本語も標準装備されているので初期設定で日本語に変換出来ます。WiFi SiStrの詳しい日本語解説は無線LANの電波強度のレベル表示するソフトがあります - きんちゃんのぷらっと写真撮影が詳しいのでご参照ください。
WiFi SiStrを起動してみると、現在の無線LANの電波強度がわかります。これで反射板を付けた時と付けなかった時の数値を比較すると、効果があるかどうかがわかるというわけです。数値は0に行くほど電波が強く、-100に行くほど電波が弱いということを意味しています。
で、うちで試したところ、微妙に改善されたかなといったところ・・・。最初-75dBm前後だったのが-70dBm前後になったくらいかな・・・。正直劇的な効果はありません。ただ、今のところ途中で無線が切断されるといった不安定さはなくなり、概ね安定しているのではないかと。
ほとんど無線に繋がらなくて困っているという人ではなく、少し不安定で困っているという人なら試してみる価値はあるかも知れません。