脱獄したら試してみたいことのひとつに、見た目の変更を挙げる人はいると思います。私は当初はそれほど変更する気はなかったのですが、試してみたら気に入った次第です。と言ってもメチャクチャ変更したわけではなく、アイコンを少し変えてみただけの話。
見た目を変更する方法は色々あり、今回は簡単に出来る上にテーマも豊富な脱獄アプリWinterBoardを使いました。使用したテーマは人気が高いSuave HD。
なお、今回動作確認した環境はiPod touch 4G(iOS 4.2.1)とWindows PC(Windows 7)です。
- 準備
-
- まずSuave HDから最新版をダウンロードします(2011年2月24日時点ではSuave HD 4.2.1)。
- そして待っている間にi-FunBoxをWindows PCにインストールしておきます。
- 次にiDeviceにCydiaからWinterBoardをインストールしておきます。
- 手順
-
- Suave HDがダウンロード出来たら、RARファイルを解凍します。
- そしてiDeviceとPCをUSBケーブルで接続し、i-FunBoxを起動。
- i-FunBoxで
/Library/Themes/
を開き、Themesの中にRARファイルを解凍して出て来たSuave HD V4.2.1 (theme)をコピペ。 - iDeviceの設定→WinterBoard→Select Themesへ進み、Suave HD V4.2.1 (theme)にチェックを入れてRespringか再起動。
以上でテーマの適用自体は完了しました。しかし、恐らくこのままではSuave HDのアイコンが適用されているアプリとされていないアプリが混在していると思います。ここからの作業は根気が必要となってくるのですが、ひとつひとつアプリに合ったSuave用のアイコンを探してきて適用させていくことになります。もちろん、そんな作業をしないでこのまま使ってもいいでしょう。
左がそのまま、右がアイコンを探してきて適用させた場合です。
アイコンは、Suave HDの場合は検索すれば結構見つけられます。しかし私の場合だと、産経新聞、そら案内、ListToBuy、Active Moneyのアイコンが見つけられなかったので、他のアプリ用のアイコンを使いました。要は自分がわかれば良いのです。
- アイコン変更の手順
-
- アイコンはSuave HDの次ページ以降に貼られているのを探すか、検索サイトで探します。
- 探し出したアイコンは、アプリの名前@2x.pngとアプリの名前.pngの2つのファイルとして保存します。両者の違いはアイコンのサイズ。前者は120x120、後者は60x60。
- 最初から120x120サイズのアイコンならそのまま縮小するだけでいいのですが、60x60サイズしかない場合はRetinaディスプレイ(iPod touch 4G、iPhone4)ではぼやけるので注意が必要です。Retinaディスプレイなら60x60サイズは不要なはずなのですが、無ければアイコンが変更されない事があるので念のために・・・。
- こうして保存したアイコンファイルは、i-FunBoxで
/Library/Themes/Suave HD/Icons/
の中にコピペし、iDeviceをRespringか再起動。
これで無事、アイコンを変更したいアプリにも適用されたと思います。
なお、壁紙は/Library/Themes/Suave HD/
の中にあるWallpaper.pngを好みのものに変更すればいいです。