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死にそうになったこと

2011/03/25

本気で死ぬと思ったこと、一度だけあります。

平成16年台風23号が近畿地方に再上陸した頃、私は所用で和歌山県の国道42号を車で走行していました。

国道42号は防波堤1つ挟んですぐ海、という場所を通っているところが多く、台風が直撃中に走行するのは非常に危険な道路です。しかし当時の私にはそれほどの認識が無く、まあ大丈夫だろうと考えていました。

私は帰宅途中だったのですが、時間が経つにつれて風雨は激しくなる一方で、さすがに恐怖を感じるようになりました。しかしその時は紀伊半島の南端付近にいたので自宅がある大阪まではまだまだ遠く、ゆっくりと帰路を進んでいました。

道路には所々、こぶし大の石が大量に散らばっていました。10メートルはありそうな大波が海岸の石を持ち上げ、防波堤を易々と乗り越えて道路に襲いかかっていたのです。中には直径1メートルもの岩が転がっている場所もありました。

しかしその辺りは海のすぐ横まで山が迫っているような場所で逃げ道がなく、進むしかありません。入り江の奥は特に波が高く、眼前で防波堤を乗り越えた波が道路に襲いかかっている光景を何度も目にしました。波がひいた一瞬の隙を突いて入り江を突破するような状況です。

何度目かの入り江にさしかかった時、再び襲いかかった大波に走行中の車が押し流されているのを目撃しました。波がひいた後、その車は道路から数メートル外れたところで壊れて止まっていました。私は慌ててその横に車を止め、運転席で呆然としていたおばさんを救助して自分の車に乗せてその場から逃げました。

幸いおばさんに怪我は無く、近くの小さい集落に知り合いがいるので降ろして欲しいと言われ、そこへ送り届けました。

私はさらに帰路を進みましたが、こぶし大の石が散乱するところを何度も通ったせいでついに左前輪がパンク。安全な場所で補助タイヤに切り替えた頃には辺りは暗くなり始めていました。

その頃になるとようやく国道42号の一部区間が通行止めなり、配置された誘導員の指示に従って狭い迂回道路へ。おかげで進行速度は益々落ちてしまいました。台風はとっくに過ぎ去っていたので風雨や波の危険性はなくなりましたが、真っ暗な中を知らない迂回道路を長時間走る疲労感は中々のものです。

ようやく大阪府内に入った頃になると車が塩で真っ白になっていることに気付きました。何度も大波に流されそうになりながら走っていたので大量の海水を被っていたようです。雨はまだ降っていましたが、構わずガソリンスタンドの洗車コーナーへ。

帰宅後、あれほど生きていることに安堵したことはありませんでした。

今回の津波もそうですが、地震で大津波警報が出ている時や台風の時は、絶対に海辺の道路を走ってはいけないと痛感した出来事でした。

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-管理人の日記