Androidの見た目をiOS化するランチャーアプリは色々ありますが、私が気に入っているのはiLauncherというランチャー。これにiNotyという通知バーを変更するランチャーを組み合わせると、以下のような見た目に出来ます。
iLauncherが良いのは、デフォルトでiOS風アイコンに対応していないアプリでも簡単にiOS風に出来るという点。
例えば以下のChrome。最初は左側のようにアイコンが表示されますが、適当な画像を探して端末内か外部SDカードなどに保存し、アイコンを変更すると右のようにキレイになります。
アイコンの変更は簡単。アイコンを長押ししてブルブル震えたら一旦指を離し、今度はアイコンを軽く1タップすると選択肢が表示されるので、自分で用意した画像を使う場合は一番上のChange Icon、iLauncherに最初から付いているものを使う場合はSet This App as..を選びます。Change Iconを選択するとファイラーなどの選択肢が表示され、そこから画像を保存した場所へ移動して選ぶことになります。
アイコンは自動的にiOS風に角が丸くなるので、特にこちらが加工する必要はありません。
なお、自分で画像を用意する際は、なるべく周囲に余白がないものにしましょう。余白があるとキレイなアイコンにはなりません。
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iOS風コントロールセンター
ところで、通知バーをiOS風に変更するiNotyを使うと、従来のAndroidの通知バーを呼び出すのが面倒になります(一旦iOS風の通知バーを呼び出し、更にもう一度ステータスバーを引っ張るとAndroidの通知バーが出て来ます)。そこで、iOS風のコントロールセンターを実装するOne Controlも併用します。
One Controlを入れることで、画面の下からiOSのようなコントロールセンターを呼び出すことが出来るのです。
ちなみに、iLauncherの欠点としてウィジェットが設置できないことが挙げられます。私はあまりウィジェットは使わないのでかまわないのですが、このOne Controlを利用するとウィジェットを1つだけOne Control内に設置することができます。
iOS風バッジ表示
また、iLauncherとiNotyは一部アプリの通知をバッジ表示してくれます(iLauncher単体で表示されるバッジもあれば、iNotyを使わないと表示されないバッジもあります)。私がバッジを確認出来たのはPlayストアのアプリ更新通知、GmailやK-9 Mail、Type Mailの新着メール通知、LINEやハングアウトの新着メッセージ通知などです。
iLauncherのバッジは端末の通知バーを見て表示されているわけではなく、iOSと同じようにちゃんとアプリの中を見ています。
例えばLINEで特定の人物やグループの通知をオフにしていると本来ならばLINEを起動しない限り新着メッセージに気づかないのですが、iLauncherではバッジ表示だけはしてくれます。
これは不要だと考える人もいるでしょうが、私は特定のグループについて、皆が一斉に会話を始めると通知音が鳴りまくって非常に鬱陶しいことがあるので通知をオフにしているのですが、バッジ表示のおかげで新着の有無は知ることができるので助かっています。
iOS風設定画面
さらに、ここまで来たら設定画面もiOS風にしてみます。次に出て来るのがiSettings(Google Playからではありません)というアプリ。
このように、設定画面もiOS風に出来ました(Androidの本来の設定画面はそのままで、それとは別の設定画面を開けるということです)。
iOS風Spotlight
また、バージョン3.4.0以降はホーム画面で下へスワイプすると検索バーが表示されるようになりました。iOSで言うSpotlightとほぼ同等の機能です。
端末内の連絡先やアプリ、楽曲、予定などを始め、キーワードのWeb検索も可能となっています。
iPhoneよりAndroid端末の方が好きだけど、見た目はやっぱりiOSの方がいいなという方にオススメです。