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献血のすすめ

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私は献血が趣味です。
と言うと、大抵の人に笑われるのですが、冗談抜きで献血が趣味なんです。

別に人の役に立ちたいとか、そういう高尚な気持ちは全くありません。献血ルームで献血するとちょっとした特典やお土産がもらえたり、自分ひとりのまったりした時間を過ごすことができるなど、完全に自分のための行為なのです。

初めての献血

初めて献血したのは、私が大学生の時でした。学食棟の前に献血カーが来ていたので、私は完全に単なる興味本位で当時付き合っていた彼女と一緒に献血することにしました。

ただ彼女は最初の問診のところで引っかかったため、結果的に私だけが実際に採血されることとなったのですが、途中で失神してしまいました。原因は、当日は朝食も昼食もとらずに採血したためです。意識が急速に薄れて視界が暗くなってきたので、必死に看護師に目で訴えて異変に気づいてもらい、事なきを得ました。

半強制的な献血の日々

失神の一件があって依頼、私は献血には行かなくなりました。ところが社会人になってある会社に勤めていたところ、その会社が加入している某協会主催の献血イベントに社長命令で半強制的に献血させられることとなりました。

はじめは嫌々だったのですが、前回の失敗から朝食も昼食もしっかりとって臨んだところ、何とも無く採血が終了し、更に協会会員ということで野菜やらお菓子やら色々なお土産を貰いました。これが献血に目覚めたきっかけです。

その当時は年に一度の献血イベントだったため、ペースも年に一度だけでした。自分の生活圏内に献血ルームというものがなかった(というか存在すら知らなかった)こともあり、特にそれ以上の献血意欲はわかなかったというのも理由です。

趣味となった献血

その会社から転職した先の会社は心斎橋だったのですが、会社から徒歩30秒くらいのところに御堂筋献血ルーム CROSS CAFÉがありました。この献血ルームは入口だけ御堂筋沿いの地上にあって、ルーム自体は地下にあるのですが、入口前でよく職員の方が献血の呼びかけを行っています。その呼びかけで初めて献血ルームの存在を知り、気になったのでウェブサイトを閲覧してみて、献血のイメージが根底から覆されました。

献血ルームってやっぱりどこか病院的な雰囲気なのかなと思っていたのに、何か知らんけどめっちゃおしゃれなんです。ほんと、心斎橋のこの献血ルームは名前の通りカフェのような雰囲気があり、イベントで何か演奏をやることもあるなど、おおよそ献血のイメージからはかけ離れた存在なのです。これは行くしかないと、ある日時間を見つけて行ってみて、帰る頃には「また来よう」と決意していました。

まず、飲み物が飲み放題。献血では400mlの血液を採血するため、それだけ水分摂取が重要となります。受付を済ませて待っている間は、自販機の飲み物が飲み放題です。ペットボトルや缶ではなく、紙コップに注がれるタイプのもので、温かいコーヒーや冷たいカルピスなど、色々選べます。

そしてこれは心斎橋ではなく梅田の献血ルームの話ですが、飲み物だけでなくお菓子が食べ放題。こちらは種類は選べませんが、テーブルに置かれているお菓子を自由に食べることができます。

また、雑誌や漫画など豊富に取り揃えられていますし、テレビを見ながらゆっくり待つこともできます。もっとも、大抵はそれほど待たされずに呼ばれてしまうので、これらのサービスをじっくり堪能することはできませんが…。

次に、いよいよ順番が来ると呼ばれて採血ルームに入るのですが、広い空間にベッドが並んでいてとてもリラックスできる雰囲気となっています。ベッドには小型のテレビが1台ずつ取り付けられており、採血されている間は自由にチャンネルを変えて視聴することができます。また、看護師にお願いすると飲み物も持ってきてくれます。心斎橋や難波のルームは別ですが、梅田の阪急グランドビル25階のルームは高層階からのきれいな都会の景色を堪能することもできます。

採血は、私はこれまでおよそ10回ずつ献血カーと献血ルームでされていますが、圧倒的にルームの看護師の方が穿刺が上手です。献血カーでの穿刺は痛くて内出血で青くなることが2、3回に1回の割合であったのですが、献血ルームではこれまで一度も痛くなったことも青くなったこともありません。同僚の看護主任からこの前聞いたところによると、献血ルームで穿刺に失敗した看護師は始末書を書かされるとかで、それだけ緊張感を持ってやっているのではないか、とのことでした。事実かどうかは知りませんが…。

成分献血との出会い

そんな献血ですが、一般的な全血献血(400ml)だと次回献血が可能となるのが男性の場合は12週間後、女性の場合は16週間後となります。3、4ヶ月も間をあける必要があるのです。献血が趣味の身としてはこれはつらい。ところが成分献血という存在に気づいてしまいました。これは、血液中の血漿や血小板のみを提供する献血になります。

全血献血の場合、血液をまるごと抜かれるのですが、血液量自体は3〜4時間程度で元に戻るものの、赤血球の数は元に戻るのに3〜4週間かかってしまうそうです。ところが成分献血では回復に時間のかかる赤血球は採らない(一度採って遠心分離機で分離した赤血球を再度体内に戻す)ので、次回献血が可能となるのが男女ともに2週間後となります。全血献血より圧倒的に早く次の献血が可能となるのです。これは嬉しい。

もちろん、採った血液を遠心分離機にかけて赤血球を再度体内に戻す行程が加わるため、10〜15分程度で終わる全血献血と比べて成分献血は40〜50分程度かかります。しかも慣れていない頃は、赤血球を体内に戻されている時はやや鈍い痛みが伴います。しかし私の場合、まったりとリラックスできる時間がそれだけ延びるという考え方をするため、断然成分献血の方が好きです。

おまけ程度に医学的な話をすると、例えば血漿が必要な患者に対して輸血する場合、全血献血した複数人の血液から血漿が抽出された血液製剤よりも1人の成分献血(血漿)から作られた血液製剤の方が副作用のリスクが低いため、医療機関からも喜ばれるそうです。

最後に

全国に献血ルームがありますが、それぞれ特色があるので同じルームだけでなく違うルームにも足を運んでみると面白いとおもいます。それぞれのルーム毎にポイントカードなど用意しているところもあり、独自の特典をもらえることもあります。私はこれまで、冷酒用のガラスおちょこやガラスの小皿、トートバッグなどを貰いました。

また、ルームの看護師はほんとに穿刺が上手なので、痛みはほぼありません。ぜひ一度行ってみてください。

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